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甘えん坊

第4章 戸惑い

「ん…」

目を覚ますと、まず天井が目に移った。
俺はベッドに寝かされていた。

あぁ…俺、海里の家に来てそのまま…。

何か凄く幸せな夢を見た気がするけど…何だったっけ…?

まぁいいや…。それより…

「…海里?」


海里がいない。

いつもなら俺が寝ちゃっても起きるまで傍にいてくれるのに。

「…トイレかな…?」

海里がいないならまた寝ようかな。

そう思って寝返りをうった時、ガチャッと部屋のドアが開いた。

そこには、髪の少し濡れた海里がいた。

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