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甘えん坊

第5章 過去


「海里ー」

「あ、かあちゃんだ。
じゃあな、しんや。」

「うん、あしたね…」

二人にとって、一緒にいることは楽しく一緒にいない方が違和感があった。

「かあちゃん!おれね、しんやとけっこんする!」
だから、ある日海里は母親にこう宣言してしまったのだ。

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