テキストサイズ

姉とのこと

第12章 中学生の時に二人で・・・

浴室から出ると
正一はあることが気になり
ふたたびパジャマを羽織りながら
姉に聞いてみた。

「姉ちゃん。
 コンドームとか持ってる?」

「持ってない・・・ね」

「あったほうがいいよね?
 どうしようか?」

「そうね〜。もうすぐ始まるから
 なくても大丈夫だとは思うけど」

「パパ達,持ってるよね?
 昔,寝室を探検した時に
 見たのがそうだと思うんだ」

正一は両親の寝室に入ると
記憶を頼りにベッドの横にある
サイドボードの引き出しを
見てみるとコンドームの箱が
二箱入っていた。
箱を開けると中にまた箱が
二つ入っていた。

「やっぱりあった」

「どうするの?」

「もらってもわからないよ」

と,中に入っていた
小さい箱を一つ取り出した。

「大丈夫かなぁ」

姉の心配をよそに
正一は得意顔だったが,
両親が気づかない分けはないと
恵美は心配だった。


恵美の関心は両親のダブルベッドの
大きさに移っていた。
小さい時に熱を出すとここで
母親と寝ていた記憶がある。
恵美はベッドの上にゴロンと
横になってみた。

「もっと広く感じたけどなぁ。
 あ。でも寝るとやっぱりひ〜ろ〜い。
 いいなぁ〜〜〜〜」

正一はベッドに横たわっている
姉の上に覆い被さり
ゆっくりとキスをしてみた。
姉は拒まず,そのまま正一の首に
両手を回して,さらにキスを求めた。
今までのお休みのキスの後にする
「チュー」とはまるで違い,
するほどに欲しくなるキス。
姉が下唇にキスをしてきたので
正一は姉の上唇にキスをした。
舌で唇を撫で自然と舌を絡ませる。

「ん〜・・ふぅ・・」

キスをしながら姉の吐息が漏れだし
正一はそっと姉の胸に
手を置いてみると
姉の身体がピクッとした。

「あっ・・ん」

「このまましちゃう?」

「ん〜〜。正ちゃんはしたい?」

「今すぐにでもしたい」

「あはは。ダメ。部屋でね」

「ちぇ〜」

正一が姉の上からどくと
恵美は寝たまま正一に両手を差し出し

「起こして」と催促した。

こんなことをする姉を
今までみ見た事のない正一は
ドキドキしてしまった。
そして,どうやって起こしていいか
わからずそのまま固まっていると,
恵美は正一の状況がわかったらしく
そのままニヤニヤして待っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ