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夏、空。

第3章 桃色



夢のような出来事に驚くしかない私。

もう少し、もう少しだけ優翔くんと話したい。

そう思って、口を開いたとき。

「優翔くーん、今日一緒に帰ろうよー」

「うちらいいお店知ってんだ~」

この前の女子たち。
佐藤さんと御影さんと山崎さん。

クラスの中でも、派手で目立つ方。

以前優翔くんにはっきり言われたのにも関わらず、優翔くんを誘っている。

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