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僕と幼女。

第1章 真夜中の公園

こんな時間に1人で何してんだろ…


不思議に思い幼女に近づく


近づく影に気づいたのか幼女はびくっと反応する


「あっ大丈夫!お兄さんいい人だから!」


咄嗟に出た言葉は何とも現実味が無い
自分でいい人と言っている時点で既に怪しい人だ


「そっかぁ!良かった!」


何故か納得してしまった様子の幼女


「僕も良かった!」


君が馬鹿で!


「お兄ちゃん何歳?」


「僕はこう見えても18歳だよ。君は?」


「えぇ!?老け顔だねぇ!私10歳!」


サラッとムカつくことを言われ頬がひきつる


ここは冷静になれ!自分!


「10歳がこんな真夜中に遊んでていいのかい?」


幼女は顔を曇らせ俯く


どうやらワケありのようだ
これ以上詮索するのは可哀想だと思い咄嗟に言葉を発する

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