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幼馴染みで友達な彼女?

第6章 2回目も突然に

 2回目のセックスがここかぁ。

僕の不安が払拭されて
やっと落ち着いた時に思った事がこれだった。

「するのはいいけど
 おれコンドームとか
 持ってないよ?」

「気遣ってくれるんだぁ。
 ふ~ん」
 
少し目を細めて色っぽく微笑んだ。
松沢さん,なんてエッチなの?

「大丈夫。持ってきてるから」

松沢さんがジャージの
ポケットとポンと叩いた。

改めて駐車場の周りを思い出すと
駐車場の前はバス通りを挟んで
何かの会社の建物があるけど
今は誰もいないようだ。
その先は線路と国道があり
さらに先のマンションまでは
結構距離がある。
左側は屋根が続いていて
人目は無いようだし,
右側はマンションの敷地だけど
建物自体はかなり先にある。
それに回りにはぐるりとフェンスと
目隠し用のプレートがあるので
やましい事をするには
絶好の場所だと改めて思った。

「それで,できる?」

「うん。ここならできそうだよ」

「よかった!」

松沢さんの身体がスウッと
僕の方に寄ってきたので
僕も身体を寄せて顔を近づけた。
鼻の触れそうな距離で一度見つめ合うと
急に松沢さんが抱きついて来て
唇を奪われた。

「はぁ・・はぁ・・して・・
 犯して・・・はぁ・・」

横に座っていたはずなのに
いつの間にか膝で座席に乗り
もう待ちきれないという様相で
松沢さんがキスを繰り返してくる。

「ちょっ・・・ちょっと松沢さん
 ちょっと待って。どうしたの?」

「だって・・・風見くんなら
 遠慮しなくていいって思ったし。
 もう・・・がまんできない」

松沢さんの押しが強くて
このままだと押し倒されそうだ。
それならそれでもいいけど
ちょっと狭いよなぁ。

「ちょっと待って!
 いすを動かして広くするから!」

車は八人乗りなのでセカンドシートを
一番後ろまで下げると
足下に結構なスペースができる。
セカンドとサードシートを
フルフラットにもできるけど
色々と準備もあるし
母親にはランニングと言って
出て来ているのでそれほど
ゆっくりもできないし
家族でキャンプに行った時に
寝てみた経験ではそれほど
フラットと言うわけでもなかった。
松沢さんが乗ったままシートを
後ろに下げ背もたれを少し倒して
リクライニングにすると
シートに座り直した彼女に
床に膝を突いて近づいた。

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