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幼馴染みで友達な彼女?

第8章 今日会える?

内心このまま自宅まで行ってしまって
周りの目とか気にしなくていいのかな?と
考えていたけれど松沢さんは
特に気にもしていない様子だった。

玄関の鍵を開けて中に入ると松沢さんが
怪訝そうな顔をして振り向いた。

「弟,まだいるみたい」

玄関には男物のスニーカーがあった。

「え?大丈夫?」

「ん~。大きな音とか出さなければ」

「・・・」

「まあ,あがって」

促されるままにお邪魔して
松沢さんの部屋のある二階に上がる。
階段を上がると松沢さんの部屋とは
反対側の奧が弟くんの部屋のようだ。
なんとなく忍び足で彼女の部屋に入ると
松沢さんは弟くんの様子を観にいった。

一人で松沢さん部屋で待っていたけど
ベッド脇の小さいローテーブルの脇に座るった。
ベッドに座っている勇気はまだない。
程なく彼女が缶コーヒーを持って戻ってきた。

「これでいい?」

「うん」

「弟,勉強してた。
 塾はこれからだって」

「受験生だよね」

松沢さんはテーブルの反対側に座ると
缶コーヒーを差し出した。

弟くんが居ることでなんとなく
白けた雰囲気になってしまった。
松沢さんの部屋はピアノ用に
防音処理されているので
大概の音は家の外には漏れないが
廊下には少し漏れると以前に聞いた。

恐らく話し声,もしかしたら
喘ぎ声も漏れないような気がする。
むしろベッドなどのきしむ音というか
家具の音の方が響くかもしれない。
この辺りの事を聞いてみた。

「前にテレビで映画やってる時に
 廊下に出たら音はほとんど
 聞こえなかったけど爆発とかの
 重低音はうっすら聞こえてたよ。
 ノックとか聞こえるしね」

 どうりで昨晩の普通に
 オナニーしてたわけだ。

「さて・・・しよっか」

「おっ・・おう」

 まだこういう積極性はかなわない。

「こっち来てこっち来て」

立ちあがった松沢さんに促されるままに
彼女のそばに行くと首に手を廻して
抱きついて来たので僕も彼女の腰に
手を廻して抱き寄せると
自然と唇を合わせて舌を絡めた。
キスをする前はまだドキドキする。
唇の感触に興奮して差し出された
舌に吸い付き息が持たなくなると唇を離し
改めてじっくりと舌を絡めた。

「んっ・・んふ・・」

舌を絡めながら松沢さんの漏らす吐息と
押し付けてくる胸やお腹の肉感に
ペニスがみるみる硬くなる。

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