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俺様彼氏は甘えん坊

第6章 危険な初デート




私はとっさに目をつぶった。



ボカッ…ぐほっ…。

耳には殴る音や男の人の苦しいんでいる声が入ってくる。


絶対朝日くんがやられてる…。
どうしよう…。

また怪我させちゃってるかも…。






何分くらい目をつぶっていたんだろう…。


「絢さん…。大丈夫か?」



「朝…日くん?」


目を開けると、朝日くんがニコッと笑っていた。

あ…れ?


傷ひとつない…。



「男たち…は?」



「どっか行っちまったけど?」



「朝日くんは大丈夫なの?」



「俺?俺は全然平気!!」


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