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柊はニヤニヤしていた。

気持ちわりぃ…。


てか何考えてんだよ！



｢あの朝日が我慢してるなんてな…｣



｢べ、別に我慢とかしてねぇし？｣



｢何で疑問形なんだよ…｣


あーくそ！
なんなんだよ！

そんな目で見やがって…。


こいつには勝てねぇ…。



｢大事にしたいんだよ…絢さんのこと｣



｢珍しくかっこいい事言うな｣



｢うっせぇ｣


でも事実。



大事にしたい。絢さんの事。


まぁ中学の俺はあれだったけどよ…。