テキストサイズ

青春メモリー

第8章 好きか嫌いか

・・・・・・あれ?




この感覚、昔何処かで・・・





何だったっけ?





確か、あたしが小さかった頃





に────





「・・・さん。加藤さん!!」





「ふぁいっ!!」





あたしが頭を上げるとそこには一ノ瀬





君が立っていた。





「あれ、あたし・・・・・・。」





あ、そっか、寝てたんだっけ。





「邦枝紗織 (くにえだ さおり) さん





を見ませんでしたか?」





邦枝・・・・・・?





あぁ、同じクラスの怖い子か。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ