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青春メモリー

第8章 好きか嫌いか

「見てないけど。何かあったの?」




あたしがそう尋ねると、一ノ瀬君は質




問に答えずさっさといってしまった。





「・・・・・・・・・何なんだ・・・?」






あたしはまたも机に突っ伏した。







────真衣。あたしさ、好きな人出




来たんだ♪────





好きな人か・・・・・・出来たこと無い





なぁ。






あたしには友達がいてくれればそれで





良いや(*´▽`*)







────真衣。あんたなんて、もう友






達じゃない────





ああ、またか。





またあたしは1人なのか。





もう良い・・・・・・。






もう慣れた・・・・・・。






『どうしてあたしは、いつもこうなる





んだ。』





────真衣。気にすること無い





よ。だって、真衣のせいじゃ無いじゃ





ん────





優しいな。





大好きだな。






あたしはあなたさえいてくれれば他に






は何もいらないんだけどな。






────真衣。あたしはあんたを絶対






許さないから。






好きな人とあんただけが幸せになるな






んてそんなの絶対認めない────

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