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青春メモリー

第8章 好きか嫌いか

またか。





もう、うんざりだ。




もう、良いよね。




もう、1人でもいいじゃん。





充分頑張ったじゃん。





もう・・・・・・友達なんて、、





──友達だよ。真衣。ずっと──






・・・・・・好きな人なんていないし、もし





出来たとしても、幸せになんてならな





くて良い。だから、だから・・・まだ、あ





たしの側にいてよ。嵯由理・・・・・・。





まだ・・・・・・





「おーい。起きろよ。加藤。」





「ひゃい?」





今度は何だ?





あたしは顔を上げる。





なんだ、安藤か。






何か今日はやたらと邪魔がはいるな。







あ、生徒会室だからか。

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