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青春メモリー

第4章 光の中の少女と俺様(?)生徒会長

あたしはしばらく考えこんでいた。



「あ、荷物・・・取りに行かなきゃ。」



あたしは靴を履き替えた。



さて・・・寮はどこだろうか。



さっきの生徒会長に聞いておけば良



かった。



「・・・生徒会長・・・。」




「何だ?俺様のことを呼んだか?」



あたしが振り返ると生徒会長が立って



いた。



「別に呼んで無いです。」




・・・・・・ん?俺様って言った?



しかもさっきまでと全然雰囲気違うし




こいつ・・・・・・猫かぶってやがったな




「何か用ですか?」



この俺様生徒会長が!!



「お前・・・さっき俺様を呼んでいただろ




う。そっちが何か用があるんじゃない




のか?」



「・・・・・・あ、そうでした。寮の場所が




分からないので教えてください!」




そうだった、そうだった。




この俺様生徒会長のせいで忘れるとこ




ろだった。



「断る。」




「・・・・・・は?」



断る?何でっ!?



「な、な、な、何でですかぁっ!?」




「めんどくさいからに決まっているだ



ろう。」




「はい!?あなた生徒会長ですよ




ね?」



「好きでやってる訳じゃない。それ




に・・・これ以上お前といたくない。」




「!!!」



そっかぁ・・・・・・



「そうですか。分かりました。なら良



いです。さようなら。」

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