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青春メモリー

第6章 初めての友達

中にいたのは俺様生徒会長だけだっ




た。




あたしはホッと安堵の息をついた。




良かった。一ノ瀬君はいない。




「安藤と加藤か。」





俺様生徒会長はあたしと安藤を見る





と、一瞬めんどくさそうな顔をした





が、何かいい考えが浮かんだのか、作





り笑顔で話しかけてきた。





「加藤、安藤。良いところに来た。」





あたしは嫌な予感がして、後ずさっ




た。




すると、誰かにぶつかってしまった。





「あ、すいません。」




あたしは謝りながら振り返った。




そこにはさっきの金髪馬鹿少年が立っ





ていた。

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