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青春メモリー

第7章 みんなの気持ち

次の日、あたしは学校へ行った。




昨日のことなどすっかり忘れて教室に





入った。





特に異常がなかったため、気づかな





かったけど、そういえばこのクラス荒




れてるんだっけ・・・。





あたしは教室に入った瞬間睨まれた。





しばらくすると一ノ瀬君が教室に入っ





てきた。





「おはよう、一ノ瀬君!」





「・・・おはようございます。」





一ノ瀬君はキョロキョロとしていた。





見ると、一ノ瀬君の席がなくなってい





た。





「・・・・・・・・・・・・。」




一ノ瀬君はそのまま教室を出ていっ





た。




「一ノ瀬く・・・・・・」





あたしの声は一ノ瀬君には届かなかっ




た。





あたしは自分の席に着いた。





・・・・・・あたしのせいだ・・・





あたしが・・・一ノ瀬君を・・・・・・

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