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青春メモリー

第7章 みんなの気持ち

「ところでお前はここで何してたんだ





よ。」





俺は加藤に問いかける。






「駄目だろ~。ちゃんと授業出な





きゃ。」






「生徒会役員なのに授業さぼってるあ






んただけには言われたくない。」





即答かよ!!






「・・・相変わらず冷てぇなぁ」





俺はため息をついてボヤく。





一ノ瀬にはあんなに優しいくせによ。





「・・・で、何してたんだよ。」






俺は再度尋ねる。





話を上手く誤魔化せたと思ったな?






俺は誤魔化せないぜ。






「別に何でもないけど。」






・・・・・・お前、顔に嘘ですってでてるん





だけど・・・






でも、俺に隠すことって何だ?





気になるな。





「俺には言えないことなのか?」






どうせ、一ノ瀬のことだろ?

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