テキストサイズ

画面の向こうのあなた

第2章 Ⅰ

どっこいしょっ。
ベッドに辿りつき重い腰をおろす。
パソコンの電源を入れて起動するのを待つ。

すると、足元に温かいぬくもりが…

「あ、くーちゃん どうしたのー?」

「くぅ〜ん」

「……くーちゃん、最高だぜ。」

因みにくーちゃんとは我が家で飼っているわんちゃんだ……んー、飼っているじゃなくて、私の妹みたいな存在って言う方が正しいな。

もう、可愛くて可愛くて。
可愛いからつい、写メ撮りまくっちゃう。
うん、まくっちゃうまくっちゃう 笑

だから、今私の携帯のデータはくーちゃんの写メでいっぱい。容量オーバー中…。泣

あ、そうそう。
種類はダックスでクリーム色。
ちょー、かわいいのぉ。

…うぇっ、かわいいのぉだって。
キモ、自分キモッ。

……と、くーちゃんの紹介と自虐をしていた間に点いたらしいパソコンでネットを開く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ