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うぱ×れんのラブラブ♡ホモ充生活

第5章 タイミング

宅配便はれんの実家からのダンボールだった。
中身は、
「うおっ、れんたんちすげぇ。めっちゃ食料はいってんじゃん!」
野菜やカレールー、シチュールー、出汁用の昆布まではいっていた。
「俺は料理できないからいつもは生で食べるか、茹でるか、煮るか、、」
「、、、茹でると煮るって、、、何が違うの?てか、ナマ?!ハラ壊すぞ、、」
うぱはダンボールからいくつかの野菜と醤油やみりんなど(調味料もはいっていた)を取り出し、台所にセット。
「うーん。助かる!」
「うぱ主婦みたい」
「旦那だっちゅーの」
「料理できない嫁ってどーよ?」
うぱは少し考え、何かを思いついたようにばっとれんの方へ振り返った。
「おい!嫁!」
「な、なんだよっ、、って、だから、俺は嫁じゃ、、」
「料理を教えるから嫁になれ!」
沈黙が少し流れる。
「、、、は?」
「料理を教えるから嫁なれ!」
「いや、聞こえなかった訳じゃない」
こうしてれんの嫁修行(?)が始まった。

「嫁じゃねーよ!」

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