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「うぱー、先風呂入るぞー」
「うんー」
あれ、いつもなら一緒に入るーとか言ってついてくるのに、とか思いながらちょっと寂しそうにれんが風呂に入って行く。
うぱはシャワーの音が聞こえたのを確認した瞬間、立ち上がり、クローゼットをごそごそやり始めた。
れんと半分にしているクローゼットのうぱの段の一番奥に大事に保管されているカバーのかかったハンガーを取り出す。
「、、ぐふ」
うぱがニヤリと笑いながら不気味な笑い声を部屋に響かせた。
それをれんのカバーのかかったなにが入っているかわからない服とすり替え、クローゼットをしめた。
そのまま風呂に走る。
服を脱ぐと、がしゃんっ！と、風呂のドアを開け、
「れんーーー！！一緒に入るー！」
「うっぎゃああああっ？！」
れんは突然の乱入者に驚き、浸かっていた湯船のお湯をばしゃあっ！と飛沫をあげさせた。
うぱはその勢いのまま湯船に浸かる。
「おいっ！うぱっ！シャワーぐらい浴びてから湯船に入れっ！」
「へーい」
うぱはしぶしぶと湯船から出て、シャワーを浴びた。