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ふわっ、、
「ひゃわっ？！くろ、やめっ、、て、え？」
れんが生暖かい風が耳に当たり、飛び起きた。
くろだと思った風はうぱだった。
「うぱ、、？いつの間に？」
くろはれんの足元で丸くなって寝ている。
7:56。
朝。日差しが差し込む。
うぱはれんに抱きつくように、包み込むように寝ていた。
れんはその状況を理解し、すっかり覚めた目を閉じようとした。ーーーが、無理だった。
「にゃーん、、」
くろが起きた。
「、、、おはよう、くろ」
だが、起きたのはくろだけではなかった。
「んん、、？あふ、、ん？あぁ、おはよ、れん」
うぱが寝ぼけ眼でれんに抱きつく。
ぎゅうっと。強く。
「うぐっ？！」
息ができないほど苦しいらしい。それほど強く抱きしめられ、それほど強く想われているという解釈を自分の頭の中ででっち上げた。