テキストサイズ

うぱ×れんのラブラブ♡ホモ充生活

第16章 歌

「れんさんーできたよー」
「ふーい」
花嫁修行はどうしたのだろうか?料理はすべてうぱが作った。
れんはくろにご飯をあげて、食べ終わるのを待ってからうぱの料理する姿をじっと見ていた。
ガラステーブルに並べられたのは醤油ベースの汁に浸かっている蕎麦。上には豚肉、茸、その他野菜。隣には生卵。
「いただきます」
「いただきます」
二人して言う。
卵を蕎麦の上で割って黄身を崩しながら混ぜる。
まだかなり熱い蕎麦に解かれた卵は少し固まった。
ズズッと卵を絡めて蕎麦をすする。
「あちっ、、でもうま」
れんが言う。
くろが自分もほしいとでも言いたげな瞳でれんをみながられんの膝の上に顎を乗せている。
目があって、そのままうぱを見る。
「なに?」
「、、くろに蕎麦、」
「だめ」
「、、、ですよねー、、、」
れんがくろの頭を撫で、
「だめだってさ」
というと、くろは自分の定位置(クッション)に行き、寝てしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ