ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・
第12章 ツンデレ『涼雅』の場合・・・
「掘らして・・・・」
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「なっっ!!!」
「いいから。
黙って掘らせろ!」
「なに・・・言ってんだよ・・・
お、俺・・・男だぞ!?」
強くいい放つ涼雅。
そんな涼雅を見て、フンと鼻で笑いながら勇次は言う。
「だからだよ・・・・
男だから、やってみたいの!
男のくせにぐちゃぐちゃ言ってねぇで、
ケツの穴くらい黙って掘らせろよ。」
勇次の精一杯の言い訳だった。
好きなんて言えない。
でも触りたい。
抱き締めたい。
喘がせたい。
勇次の嘘に
涼雅が傷付いているとも知らず・・・・・
「なんで・・・俺なんだよ!?
マジ、離せって!」
「お前が一番お手頃かなって思ってさ。
顔も綺麗だし。」
ーーーお手頃ってーーー
涼雅は涙が出そうになるのを必死にこらえた。
お手頃だから・・・
イコール
都合がいいから・・・
って事だろ・・・?
胸が締め付けられるようだった。
好きな奴に
『男とやってみたい』
という理由で・・・
そんな理由で
セックスをされそうになっている自分が
惨めでしかたなかった。