ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・
第14章 ツンデレ『涼雅』の場合②・・・・酔っ払い編
一方、高橋の家では・・・
「はぁ!終わった・・・。
高橋、林、まじサンキューな!」
「いや、全然いいよ!
涼雅の役に立てて良かった!」
「んじゃ、俺、そろそろ帰るわ!」
「えぇ!もう??
課題終わったら皆で打ち上げしようと思って、酒用意してたんだぜ?
なぁ・・・ちょっとだけ涼雅。
ちょっとだけでいいから付き合えよ!?」
課題が終わったら、とりあえず勇次のうちに行って、
ドタキャンしたこと謝ろうと思っていた涼雅は、高橋達の誘いに戸惑った。
まっ、いっか。
勇次の所には明日行って謝れば・・・。
結局、涼雅は高橋達の誘いを断れなかった。
そのまま皆で飲み始め、
楽しく会話をしながら3時間が経過していた。
あまり酒に強い方ではない涼雅は
案の定ベロンベロンに酔っ払っていた。
「あ~~~、やべっ・・・
酔っ払っちたぁ・・・ハハハ!!もう一杯!!!!」
涼雅は上機嫌で、酒を飲み続ける。
高橋と林はほろ酔い程度にとどまっていた。
いや、
とどめていたのだ。
酔っ払った涼雅の習性を知っている友人だからこそ、確信があったのだ。
涼雅はキス魔だ・・・
酔っ払うと誰かれかまわずキスをする。
高橋たちがそれを知ったのは1年前の事だ。
涼雅に惚れていた二人は、
酔っ払った涼雅にいたずらをしようと企んでいたのだ。
だから、めんどくさい課題も頑張って早めに終わらせて、
写させてやると言って涼雅のことをおびきだしたのだ。
「うぅ~、熱い・・・・
エアコン止まってねぇ??」
涼雅の一言にギクリとする高橋。
涼雅が暑さに負けて、裸にならないかと、エアコンを消していたのだ。
「わりっ!えーと、今、エアコンぶっ壊れててさ!
上、脱げばいいじゃん!お、男同士なんだし、気にする仲でもないだろ?」
「ん~?まぁ、それもそうだな!
ハハハハッ!
んっしょっと、はぁ~!
涼しい~!」
バサバサと豪快に服を脱ぐ涼雅。
上半身裸になると、また酒を飲む。