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ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・

第14章 ツンデレ『涼雅』の場合②・・・・酔っ払い編


怒りにまかせて腕を振り上げる涼雅。


バキッ・・・


涼雅の拳は見事に勇次の頬をとらえた。



「・・・・・・・っ」



唇から血が滲むのを見て、殴った本人の涼雅が慌てていた。



「あっ・・・ゆう・・・じ
わりぃ・・・俺・・・・」



「俺が悪いの?」


「えっ?」


「俺が悪いのかって
聞いてんだよ!」






「・・・・いや、俺が悪い。
勇次との約束すっぽかして・・・・
マジで・・・・わりぃ・・・・」









勇次の・・・・

勇次の気持ちが痛いほど伝わってきた。

その気持ちに気付いた涼雅は素直に謝った。




「反省してんの?」


「うっ、してる。」


「じゃあ・・・・」


「なんだよ?」




勇次の顔を見て、涼雅は背筋を凍らせた。

悪い予感というのは当たるもので、勇次はとんでもない提案をしたのだ。




「今日は、全部涼雅がしろよ。」


「は?」


「舐めるのも、弄るのも、ほぐすのも、入れるのも・・・・全部、お前がやって?」


「嫌に決まってんだろ!!変態勇次!」


「じゃ、昨日のことは許さねぇ。
やるまでずっと口聞かね!」


「なっ!ガキかよ?!
やんねぇ!ぜってぇやんねぇかんな!!」


悪態をつきながら
プイッとそっぽを向く涼雅だったが、
勇次は黙ってベッドに寝転び無視を決め込んでいた。

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