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そのまま

後ろから抱きしめられたまま３０分が経過していた。


早く終われと思う自分と、もっとこのままで・・と思う自分。



覆われた背中は熱を持ち始め、
事もあろうか隆明のペニスは半勃ちの状態になっていた。





そんな時だった。


「アッ・・・あん！
はぁ・・・・んはぁ！」


テレビから流れる声。

夫婦のセックスシーン。


なかなか激しく交わりあっている。
モザイクがかけられているが、何をしているかまで丸分かりの状態。




「パッケージに１８禁って書いてたのはこういうシーンがあったからか・・・」



ぼそっと呟く虎。



「あっ、あっ！！イイ・・・
もっと！！もっと・・・ぁ」




「結構・・・激しい・・・
ですね・・・・」




あたる・・・
こ・・・腰に・・・
虎のモノが・・・




過激なセックスシーンを見た為か、虎のモノは熱を帯び大きさを増していた。



「お・・・い・・
あたってる・・・」


「あっ・・・すみません・・・」


恥ずかしかったのか、虎はスっと腰を引く。




ばか・・・

俺なんてもう・・・ビンビンだ・・・








「ぬいて・・・やろうか？」



自分の口からでた言葉に隆明は自ら驚いた。


「え・・・？」


「あっ・・・あ・・・いや、
そのままじゃ辛いだろ？
俺が・・・・・ぬいてやる・・・よ。」



そういって虎の言葉を待たずに後ろを振り向き、ズボンのチャックをずらす。


虎は唖然としながらもなすがままになっている。