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ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・

第17章 双子『響と智』の場合・・・

高校3年の秋。

外見をかえようと眼鏡をかけた。

眼鏡をかけたことによって、間違えて告白してくる女もいなくなった。




大学受験。
俺は家から出たかった為、
わざわざよく知りもしない隣の県の大学を受けた。



見事合格した俺は、
これでやっと響から解放されるんだと、

そう思っていた。





春が来て引越しをして、
晴れて一人暮らしを始めた俺には、楽しいことしかなかった。


大学でも俺が双子だという事を知っている奴はいなかったし、
響と比べてバカにする奴もいない。


顔だけは整っている俺に告白をしてくる女もいた。


響ではない、

俺にだ。



新しい友達ができて、
サークルにも入って、
コンパにも行って、

ついには彼女もできた。



俺は幸せの絶頂だった。





「智くん!今日帰りに部屋にいってもいい?」


「あっ、うん。いいよ!
俺ちょっとだけサークルに顔出さなきゃいけないから、コレで先に部屋に入ってて?」


俺はいつものように彼女に鍵を渡す。


「うん!じゃあ、
先に行って待ってるね!」




彼女とはコンパで知り合ったんだけど、ホントにいい子で、可愛くて。







××××××××××××××××




俺は用事を済ませてコンビニに立ち寄り、お菓子やジュースを買って家に帰った。




ガチャ・・・


「ただいま~!」


部屋に入るとなぜか真っ暗で、
だけどベッドの中だけが蠢いていて。



――――誘ってる?――――




俺はコンビニ袋を投げ出してベッドにダイブした。



「いてっ!」



????????





男の声がした気が・・・



バサッ



布団をはがすとそこには

響がいた。



「ひび・・き?
なにやってんの?」


「遊びに来た。」


「俺の彼女来なかった?」


「来たけど、用事できたからってすぐ帰ったよ。」


「へ・・・へぇ・・・」


「智、今日泊めて。
オヤジと喧嘩した。」





――――ゲッ!!!
  泊めるとかマジ無理――――


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