ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・
第21章 カラオケ店員『夏樹』の場合③・・・オナニー編
ベッドの上に押し倒された僕の顔は真っ赤だったと思う。
「安部く・・ん」
「おねだり上手になったじゃねぇかよ・・・俺の事煽るの・・うまいじゃん?」
「そんな・・・」
「上目遣いでして欲しいなんて言われたら・・・やばいし。」
安部君少し興奮してくれてるのかな?
なんだか息が荒い。
唇を何度も重ねながら、僕の首筋を優しく撫でる。
安部君の手は少しだけ冷たくて、触れられる度に身体がビクッと反応してしまう。
「夏樹・・・舌・・・だせよ」
「ん、わかんな・・・」
「しかたねぇな・・・」
ちゅっ・・
くちゅり。
「んふっ・・ふぁ・・・・」
「エロい顔・・・」
安部君の舌が絡みつく。
僕は必死にそれを吸って、安部君の舌を味わっていた。
ブーーーーーーッ――――
ブーーーーーーっ――
不意に携帯のバイブ音が響いた。
「ちっ、誰だよ。」
舌打ちをしながらも携帯を片手に着信に応答する安部君。
「あ?だれ?」
不機嫌な安部君の声に思わず僕の身体は震えた。
「んだよ。大丈夫だって。
ちゃんと起きたって。」
どうやら電話の相手は高尾君らしい。