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勇者と3人の仲間の冒険

第2章 隣町―ラフネラ―

結衣「ん…ここは…」

勇斗「起きたか?」

結衣「勇斗…私たちなんで牢屋なんかに居るの?」

勇斗「それはさっきの非リア充のせいだろ」

結衣「…あぁ、あれね
……」

勇斗「ちょうど起きたな…っていうお決まりの展開はまだか?」

結衣「うん…遅い…」

勇斗「人を捕まえといてそれはないぜ…逃げられたらどうするんだよ」

結衣「…逃げたら良くない?」

勇斗「あ…ただどこにも逃げられそうな場所は…あれ、何故か窓がある」

結衣「そんな都合よくあるわけな…
………」

勇斗「これは罠だな」

結衣「うん」

勇斗「…遅い!読んでる奴きっとイライラしてるのに…」

結衣「だね…仕方ない、時間を進めるか…」

―5時間後―

「ん、ちょうど起きたか…」

勇斗結衣「遅いわ!」

「ごめんごめん!つい昼寝に夢中になっちゃって…待たせてごめんね!」

勇斗「俺達を捕まえてどうする気だ」

「んー、どうしようかな
見た目からして女達を助けに来たんでしょ?」

結衣「!…居場所を知ってるの?」

「当たり前じゃん、俺が捕まえたんだから」

勇斗「そいつらは無事なのか?」

「とりあえず無事だよ、あそこの中はぐちゃぐちゃだけど♪」

結衣「なっ…何でそんな…」

「さぁね…楽しみたいから?まぁここまで言えばもう分かるよね、今から君もその仲間入り♪男はそこで見てな」

結衣「っ…」

勇斗「くっ…」(まずい…今日はあの電撃は居ない、俺がなんとかしないと…)

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