テキストサイズ

ギガキモス青春白書

第2章 阿修羅信心

もめてから1週間後。
留加が言っていたことは嘘だとわかりトラブルはおさまった。

信心とカフェデートで。
「だから言ったじゃん!!本当じゃなくってよかった!!」
「何がよかったじゃ!自分は人にどれだけ人に迷惑をかけたらすむん?謝るぐらいしたらどうなん!」
「迷惑かけちゃってめんごです☆てへへ♪」
反省はまったくしなかった。

妊娠騒動はおさまっても信心は留加のまわりの人間に相当恨まれていた。
なんせ留加は17歳。親がだまっていなかった。

ヤクザや警察に追われ会社をクビになり精神的に弱っていた信心は灰音に
もう死ぬ。
と メールを送りそれっきり連絡が取れなくなっていた。

そんな2人の関係を心配した2こ上の神野美好は会って相談にのると言ってきた。
でも実際には自分の悩みを中心に話したかっただけ。
「私ね、高校の時の元カレが好きなんだけどどうしたらいいと思う?」
「え?美好ちゃん旦那おるのに?(何こいつ…。)」
「だって旦那より元カレのほうが好きなんじゃもん!」
「でもそれじゃ裏切り者じゃない?」
「だって18も歳離れてるし。」
「結婚したのはあんたでしょ?嫌なら離婚すれば?」
「うーん。考えてみる。また来週あそぼーね♪」
「え?あ、うん。(意味わからんし…。)」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ