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ギガキモス青春白書

第5章 ヒゲと不愉快な仲間たち

灰音が1万抜き取られたのを気づいたのは家に帰ってから。
勇への信用は0を通り越してマイナスになっていた。

気晴らしにロブトモのひろと直メをはじめた。小栗旬似ときいていたので写メをみるのがかなり楽しみだった。
「ハートマークばっか…チャラいなコイツ!………小栗旬似てねーし気品がない!!」
写メを送ると灰音の隣に写っていた寧々を気に入ったひろ。しつこく紹介してとメール。
灰音もあの手この手で拒否していたが、寧々をあきらめきってないひろから電話がかかってきた。
「灰音ちゃん寧々ちゃん紹介してやー。超かわいいし!」
「だからあのこはイケメン彼女がおるレズ…」
「ははははっ!レズなんかおるわけねーが!ぜってーホレさせる自信あるし!だって俺小栗旬じゃよ!?」
「てか寧々ちゃん小栗旬嫌いじゃし。」
「はぁ!?じゃあ誰が好きなん!?」
「村井良大とか矢崎広とか妻夫木とか石井智也。」
「妻夫木しかわからんのじゃけど。」
「(ムカつくー!!)だったらえーわ。」
「なぁ寧々ちゃんに聞いてみてやー!」
「聞くだけ聞いてみる。」
「ありがと!灰音ちゃん大好き!」
「ウチはあんたなんか大っ嫌い!」
「てれちゃってかわうぃーねー♪じゃーねーハニーちゃん!」
「…ふんっ!メールできたとしてもぜってーふられるだろな。」
灰音の予想は当たることに。

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