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ギガキモス青春白書

第5章 ヒゲと不愉快な仲間たち

一瞬の魔がさしてなぜかメールすることになった寧々。
気に入らなかったら拒否ればいいやと思ってひろとメールしてた。
そして電話で話すことに。
しゃべる気まったくなしの寧々。
「もしもし寧々ちゃん?」
「はい。」
「寧々ちゃんと電話できてうれしいわ!」
「あぁ、そう。」
「灰音ちゃんから寧々ちゃんは昔男の人となんかあったから男嫌いって聞いとったからもう絶対紹介だめだと思ってたから。」
「ふーん。」
「ひとりぐらし?」
「いいや。」
「仕事いつが休み?」
「いろいろ。」
「いろいろかぁー。休みがあったときカラオケ行こうや。」
「うん。」
「超うれしい!もうちょっとなかよくなってからのほうがいいかな?」
「うん(絶対あわんし!)」
「俺の顔灰音ちゃんにみせてもらった?」
「まだ。小栗旬似ってきいてる。」
「(やっぱり似とるんじゃ!釣ってみせるぜ!)あー。そんなにとるかなー?」
「でも私小栗旬嫌い。」
「だよねー。(思ったよりこのこ手強いな!)寧々ちゃんのプリ画みたんじゃけどほんまかわいーなー!」
「別に。」
「ぜってー灰音ちゃんよりかわいいわ!」
「(知るかそんなこと!!)ねぇねぇ。サンテレビってうつる?」
「(やっと心ひらいてくれた…!)うつるよ。なになに?なんかいい番組してる?」
「戦国鍋TV!今日の夜中の12時からしてるの!あやしいから好き☆」
「あやしいって…エロいん?」
「まぁ信長と蘭丸がいちゃついてるのも前してたし。」
「はぁ?!ちょっとなにそれ!?みてみるな☆」
「うん!今日最終回だけど♪」
「え?最終回!?」
「じゃーねー☆…あー疲れた!(ひとりぐらしかどうか聞くってキモッ!ぜってー会わんし!!)」

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