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ギガキモス青春白書

第5章 ヒゲと不愉快な仲間たち

夜中の3時に勇に呼ばれ部屋に行くとDVDみながらケータイいじってた。
「一緒に寝よ♪」
「嫌じゃ!汚らわしい!」
「じゃあ寝るまで部屋おって☆」
「それならいいけど。あ、パソコンかしてね。
「うん。おやすみ。」
「はーい♪(よし!覚悟しとけよ…!)」

灰音はゴミ袋にエロDVDとエロ本を詰めた。勇は寝始めたので全く気づいていなかった。

玄関にゴミ袋を持って行き いらないもの というはりがみをつけて部屋にもどった。

勇の部屋に戻りパソコンに入ってた裸で縛られた女の画像と勇の画像を使って加工画作り。
裸で縛られた女の画像の胸を削り、顔を勇にして印刷した。
「んふふふ!傑作じゃし!」

朝になり勇の両親に
「おはようございます。これみてください♪お宅のお子さんこんな趣味あるみたい☆」
無言で手に持ってたふきんを落とす母と新聞を落とす統治。
灰音が部屋に戻ろうとすると統治が
「そういや玄関のとこあったゴミ袋なに?」
と 言う。
「あー。あれはいらないものです!」
「そうか。じゃー捨て行ってくるか!」
と 統治。

朝食をすませ加工画を勇の部屋の天井にはりつけたあと部屋でTVをみてると勇が来た。
「なーなー。俺のDVDと雑誌しらん?」
「しらんよ。」
「ほんまに?」
「しらんって!用がないなら出てって!」

腹いせに灰音がトイレに行って部屋を留守にしているすきに勇は灰音の財布からキャッシュカードを抜き取り、以前盗み見していた暗証番号を入力して5万円盗みだした。そして灰音のいないすきをねらって財布にカードをもどす。
なんとかみつからなかったと喜びながら今度からこの手でいこうときめた。

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