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ギガキモス青春白書

第5章 ヒゲと不愉快な仲間たち

勇、隆太、徹と岡山駅の西口にあるカラオケで。勇が熱唱してるが完全無視の灰音、隆太、徹。
「灰音ちゃんケータイなっとるで!」
と 徹。
「ほんまじゃ。え…またコイツ?(これで今日30回目!腹立つ~!!)」
「誰?登録しとらん人じゃが。」
と 隆太。
「かんたんに言えばストーカー。」
「え!?灰音ちゃんもストーカーおるん?」
と 徹。
「勇もおるって言ってた。」
と 隆太。
「あれは借金取りじゃし!」
「やっぱりなー。」
と 徹。
「だってあいつウソツキじゃもん。縁きったら?」
「つーか彼女の言う言葉か?」
と 隆太。
「キツイなー!」
と 徹。
「ふんっ!あのヒゲ金返してくれんとかない?」
と おもいっきし勇を指さす灰音。勇がウインクしてきたのでさらにイラッとした。
「ないよ。」
と 隆太。
「ないなー。」
と 徹。
「はぁ!?」
「毎月給料入ったら返してくれるし。」
と 徹。
「うん。」
と 隆太。
「ふーん。(ぜってー許さん!!)」
「あ!またかかってきたよ!」
と 隆太。
「キモジジーじゃけーほっときゃえんじゃ!」
「キモいん!?みたいし!」
と 徹。
「なぁなぁ。そのストーカー会いたい!」
と 隆太。
「嫌じゃ!!」
「大丈夫じゃって!4対1じゃし!」
と 徹に言いくるめられてカズと会うことになった。

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