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ギガキモス青春白書

第6章 Endless戦

一気に頭に血がのぼった灰音。
わざと勇の家のほうに電話した。
「もしもし。」
と 統治がでた。
「もしもし。椎名ですけど。あなたの息子さんがウチから金借りたのになんでウチが金借りたことになってるんですか?ウソばっかついてどーゆうつもりですか?」
「あ…すいません。ちょっとかわりますので。勇―――!でてこいやコラー―――!」
「な…何?」
と おびえる。
「灰音ちゃん。」
と 受話器で勇の頭を殴った。
「痛っ!(あの性悪女………!)」
「もしもし。さっき殴られた?」
「だったら何?」
「あっははははは!ウケる!ざまーみろ!」
「もう家にはかけてこんでや!」
「らっきょに勝手な大ウソついたのはおめーじゃろ?」
「らっきょ?大ウソなんかついたことねーし!」
「それが大ウソじゃろーが!さっさとウチの金返せや!」
「金やこ借りてねーし!おまえこそ金返せや!」
「この大ウソつき!詐欺師!!ウチは弁護士もう頼んどんじゃけーな!」
「え!?ちょ…」
「次は裁判所で会いましょうねー。ウソつき詐欺師のおじちゃまー、わたくしから逃げられると思ったら大間違いですのよ!てへぺろにゃんにゃん♪(あー(;`皿´)!吐きそう!イライラする!)」
普段使わない言葉を使ったので吐き気がした灰音。
「あー!なんかその言葉すんげームカつく!!」
なぜか灰音の言葉はいつも以上に勇をイラつかせた。

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