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ギガキモス青春白書

第6章 Endless戦

寧々との電話後。灰音は阿修羅に
ヒゲに言っといて。寧々ちゃんが阿修羅は信用できんしヒゲみたいな低身長 低所得 大ウソつきの浮気野郎なんかいらんし死ねやクソジジーって言ってたって
と 送った。

阿修羅は
てかクローズが灰音が勝手に寧々ちゃんが言ったことにしたんじゃねんかって言ってたよ。寧々ちゃんはそんなこと言う子じゃないって。

イラッとした灰音は阿修羅に
ヒゲに寧々ちゃんのことろくに知らんクセにわかったようなこと言うなボケ!さっさと金返せって言っといて(-"-;)
と 送った。

翌日。
勇は職場での昼食中にひろと話していた。
「きのうの夜中ケータイ3台ともに非通知で何回もかかってきて着信履歴非通知だらけなんじゃけど。」
と ひろにみせた。
「怖っ!こころあたりあるん?」
「ありすぎてわからんけど…灰音だと思う。」
「灰音ちゃんそんなことしそうにねーのになぁ。九州の香織ちゃんじゃね?前ヤクザ使っておまえに電話かけてきたんだろ?」
九州の香織とは灰音と別れてすぐつきあいはじめた源川香織(20)富豪の娘だったが親と勇のことでもめて家を追い出された。現在は売れっ子の風嬢。
「やっぱ香織かな…。でもヘタに電話できんし…。」
「あ。電話なっとる。」
「非通知なんじゃけど…。」
「俺がでるわ。…もしもし?」
「もしもし。温水勇さんに変わっていただけます?」
「ん?君だれ?」
「源川香織です。早急にお願い致します。」
ひろは勇とかわった。
「もしもし。香織?俺に夜中非通知で何回もかけてきたろ?」
「今日はじめてかけましたけど?」
「ウソばーつくなや!」
「そのお言葉あなたにそのままお返しいたしますわ。わたくしが一生懸命働いて貯めた100万返してくださらない?」
「俺かりてねーし!」
「まだそんなことおっしゃるの!?あなたはわたくしより10歳も年上なのになぜそんなにこどもなんです?わたくしあなたに尽くしたことも愛したことも裏切られたこともすべて忘れたい…!」
「うっせーな!うそつきはおめーじゃろ!脅すばーするんなら警察に言うぞ!!」
「まぁ。あきれましたわ!バカも休み休みおっしゃい!わたくしのお父様とお母様の言うとおりでしたわ!あなたは源川家の財産目当てでわたくしに近づいたのね…!」
勇は香織に言われたことが図星だったのでイラっとして切った。

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