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ギガキモス青春白書

第6章 Endless戦

香織は早速勇の家にかけた。
「ハァ…ハァ…もしもし!」
と 急いでかけってきたかのようにハァハァ言ってる勇。
おまえに用はねー!!
と思いながら香織はいつもより低い声で。
「もしもし。佐藤ですけどお父さんにかわってもらえますか?」
と 平然とウソをつく。まんまとひっかかった勇。
「はい。今変わりますね。(ふぅ。よかった!香織じゃねー!)お父さん!電話!」
「誰?」
「佐藤さん。」
「もしもし。」
「もしもし。わたくし以前勇さんとおつきあいさせていただいていました源川香織です。」
「あぁ。香織ちゃんか!久しぶり!どうした?」
「実は勇さんがわたくしに借りた100万返してくださらないんです。」
「何!?100万!?あのバカ息子!!!おい!勇!!ちょっとけーや!!!」
「な…何?」
「おめー香織ちゃんに100万借りとんか!?」
「借りてない!」
「ほんまじゃろうな!?」
「ほんまじゃし!!」
「すいません。借りてないって言っとるんじゃけど。」
「ウソに決まっちるわ!なん人もんおなごしに金借りて逃げ回っちんやけん!あんた親やろ!?責任取っち払え!!」
「すいません。本人に必ず払わせます!!」
「払わのうござったら討ち入る!!!!!…それではおじさま、またご連絡させていただきますわ☆失礼致します。」
と 切った。
「…あんなこだったっけ?」

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