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ギガキモス青春白書

第6章 Endless戦

勇の家。
「俺の新しい彼女♪」
「はじめまして。水谷泰葉です。」
「はじめまして。父です。(賢そうなきれいな娘さんじゃ。)」
「母です。(知的できれいな人ね。)」
家の電話が鳴りはじめ不安に思う勇。
どうせ灰音か香織だと思い3人とも出ようとしない。
「あの。電話なってますけど?」
「いつものいたずら電話だから気にせんで!俺の部屋行こう!」
と 泰葉を引っ張っていく。

勇の部屋で。
「泰葉。いきなりで悪いんじゃけど金かしてくれん?」
「え…?理由は?」
「先月財布落としてツレに25万借りとるから……。」
「そうなの。大変だったね。」
「少しずつでも絶対返すから!」
「わかったわ。かしてあげる!お金おろしてくるから待ってて。(どうせ勇と結婚するんだしいいわ。)」
「あ、俺も行く!」

コンビニで25万おろし車の中で勇に渡した。
「ありがとう!泰葉大好き♪」
「勇の笑顔がみれれば私は幸せじゃよ。送っていくわ。」
「あ、大丈夫!一人で帰れるから♪」
「今度いつ会える?」
「2週間後ならあいとるよ。会おうか♪」
「会おう♪じゃあね。」

泰葉は家に帰ってからレシートと残金をみながらPCで家計簿をつけていた。
財布の金が少ないことに気がついた。
「おかしいな。計算があわない……。(もしかして勇が…?)」
泰葉の心に一気に不安が押し寄せた。

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