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パパはかわら版

第4章 パパはかわら版C

今日は、橋龍の家で、料理を教わりながら作った。とにかく、料理はだしが効かないことには、おいしくはならないので、だしの取り方を覚えてくださいと3人はいわれた。一度は、3人で言われたとおりにやったのだが、結局、勇一がもう一度、だしを取りなおした。だしがうまく取れるようになれば、いろいろなものに応用が利くので、鍋物や煮付けに使えばいいということだった。今日は、魚の煮付けとみそ汁を作った。ほとんど勇一が作ったといってもよかったが、それでも、みそ汁は3人が作った。最後に勇一に味を調えてもらった。味を見た段階で、これはいけると3人は、満足した。あとは、橋龍が帰ってくるのを待つだけだったが、もちろん、飲みに行ってしまうこともあるので、待ちぼうけという可能性もある。それでも、3人は、待ったのだった。しかし、やはり一方の橋龍は、行きつけの飲み屋にいっていた。

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