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パパはかわら版

第4章 パパはかわら版C

橋龍「やあ、こんばんわ」
亭主「いらっしゃいませ」
橋龍「熱燗もらうよ」
亭主「はい、わかりました。それで、きょうはどうしますか。若い子なんかもいますが、やはり祐子ちゃんがいいですか」
橋龍「別に、あの子がいいっていうわけじゃないけど、いるんだったらあの子でもいいや」
亭主「そうですか。私には意外と気に入っているように見えますが、勘違いでしょうか」
橋龍「気に入ってる。そんなこともないけど。それにしてもあの子は飲むねえ」
亭主「飲みますね。まあ、お店としては、うれしいんですが、それもお客がついての話ですから、その辺は程々にしておかないと、長続きはしませんけどね」
橋龍「それで、わたしにおしつけているのかい」
亭主「そんなことはありませんよ。橋龍さんが楽しそうにしてるからですよ」
橋龍「ほんとうにそうかい」
亭主「はい」

祐子が来て一緒に飲んだ。

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