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パパはかわら版

第5章 パパはかわら版D

良江「いい加減じゃないですか。この状況を見て、何とも思わないと言うのは、その証拠ですよ。私は、許せませんね」
幸江「だって、私達はパパに世話になっているんだよ。これ以上を求めるのはおかしいよ」
良江「そういった問題じゃありません。親子なのに、こういったことをしていることがおかしいんです」
初江「そうね。弥生さんだけならまだ許せるけど、私から見てもアウトだね。さんざん人に説教しといて、こっちも一言言いたくなるよ」
幸江「ほんとに。もういいとおもうけどな、どうでも。あれ、どこ行くのよ、良江ちゃん」
初江「なにいってるのよ。つけるのよ、2人を」
幸江「ええ、また。やめようよ、そんなの」
初江「いいから行くよ。この間もやったじゃない」
幸江「だから、私は気が乗らなかったんだって」
初江「ぐだぐだいわない。私達の将来がかかってんだよ」
幸江「そうかな。そうは思わないけど」

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