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弥生「おう、なかなかうまいじゃない。これは教えがいあるな」
幸江「そうかな。ほめすぎじゃないですか」
弥生「こっちは人気商売だからね。でも、まあまあだよ。あんたらは、男の子に手紙でも送りなさい。そのためにはね、書ぐらいかけないとね」
幸江「ええ、そんなことのために、書ってやってたんだ」
弥生「そりゃそうよ。そこで使わなかったら使い道ないじゃない。道理よ、道を踏み外さないでよ」
幸江「誰にいってるんですか。おじさんですか」
弥生「そうね。どうかしらね」
初江「弥生さんは、それぐらいいう権利はあるよ。このあいだだって、、」
幸江「いいじゃない。弥生さん、今度また、家に遊びに来てくれます」
弥生「どうしたの」
幸江「弥生さんは前からおじさんの恋人だったわけでしょ。それだったら、私達が来る前は、自由におじさんのところに来てたんですよね」
弥生「なに、気を使ってくれてるの」
幸江「そんなことないですけど、でも、私達が居座っちゃって、来づらくなったのかなあと思って」