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パパはかわら版

第2章 パパはかわら版A

亭主「いらっしゃいませ。今日は寒いですね」
橋龍「そうだね。熱燗ちょうだい」
亭主「はい、分かりました。いつもので。今日は、新しい娘がはいっていますよ」
橋龍「ええ、新しい娘。そう」
亭主「じゃあ、呼びますか」
橋龍「うん」

亭主が呼んだのは、祐子という女中だった。

橋龍「そう、君は入ったばかりなの」
祐子「はい」
橋龍「祐子ちゃんはいくつなの」
祐子「18です」
橋龍「ははは、18,、そんなことないよ」
祐子「いいえ、18です。それとも、わたしは、もうすこしいっていると」
橋龍「いやいや、、、しかし、女性の年って分からないね。もっと大人びて見える」
祐子「なるほど、どうしてもいっているといいたいわけですね」
橋龍「まあいいや年の話は。君もいっぱいやる」
祐子「ええいただきます」のみ干して、「おいしいですね」
橋龍「君は結構いけるほうだね。どんどんやりなさいよ。飲みたいだけ」
祐子「本当ですか。じゃあいただきます」

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