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パパはかわら版

第4章 パパはかわら版C

3人は、お茶を入れることにした。弥生が何しに来たのか分からなかったので、3人は、どういうことなのかというはなしをした。ひそひそ話で。

初江「なんだろう。あの人、パパの女よね」
良江「ええ、そんなはずありませんよ。お父さんがなぜ、そんな人を呼ばなくちゃいけないんですか」
幸江「いや、あの人は、間違いないわ」
初江「そうでしょ。ということは、どういうこと。女を呼んで、私達を追い出そうっていうこと」
良江「それは、おかしいと思います。お父さんは、ここに置いてくれるっていったじゃないですか」
初江「当分の間でしょ。ずっとおいてくれるとは言ってないわよ」
幸江「そうねえ。どうだろう。とりあえず、様子を見ようよ。それと、パパっていわないこと。私もさっき、そういいそうになった」実際は、いってしまっていた。
初江「分かった」
良江「あ、お湯が沸きました」

3人は、お茶を運んで、居間に座った。弥生の向かい合わせに。羊羹は、一緒に食べようよと、弥生にいわれたので、半分ぐらいを残して、切り分けた。

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