無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

幸江「それじゃ、いただいていいですか」
弥生「いいわよ、いいわよ、どうぞ」
３人「いただきま～す」
弥生「どう」
良江「おいしいです。こんなの食べたことありません」
弥生「そう、それはよかった」
初江「きょうは、どうして、ここへ」
弥生「いやね、あなた達に会いに来たのよ」
初江「ええ、どうしてですか。パ、、、おじさんがそういったんですか」
弥生「ううん。そんなこといわないわよ。なかなか会わせてくれないから、勝手に来ちゃったのよ」
初江「でも、おじさんがしゃべったんだ。私達のこと」
弥生「そうじゃなくてね、どれぐらい前か、私が見かけたの。あなた達が、橋龍さんと話をしているところを。橋龍さんが版説していたとき、あなたたちもいたでしょ」
幸江「あーあ、あれを見たんですか」
弥生「そうよ。あなた達、橋龍さんと話していたでしょ」
幸江「はい、はい。話してました」
弥生「それで、私が聞いたの。そしたら、親戚の子だっていうから、だったら、会わせてっていったのよ。まあ、なかなか会わせてくれなかったけれど」
幸江「そういうことですか」
弥生「そう。それにしても、やっぱり吉屋の羊羹はおいしいわね」
良江「ほんとうに。もう思い残すことありませんよ」
弥生「大げさね。でも、私も、これ以上のお菓子って食べたことないわ」
幸江「うん、おいしい」
初江「うん。、、、おじさんとは、どういう知り合いですか」
弥生「さあ、それはどうかしら。橋龍さんに聞いてみなさいよ。橋龍さんがいったとおりの関係だと思うわよ」