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橋龍「昨日家に来たんだって」
弥生「そうよ」
橋龍「くるんだったら、いってくれればよかったのに」
弥生「そうね、そうすればよかったわね」
橋龍「そうだよ」
弥生「あの辺に用があったから、ついでによったのよ」
橋龍「ふ～ん」
弥生「なんか心配なことでもあったの」
橋龍「いや、そんなことはないけどね。あの子ら適当だから」
弥生「っていうか、それはあなたじゃない」
橋龍「ええ」
弥生「ん、、なんでもないよ。なんでもない」
橋龍「で、どんな話したの」
弥生「別に、世間話よ。あの子たちの生い立ちとか」
橋龍「そんな話したのか」
弥生「うん」
橋龍「なんていってた」
弥生「そういう話は、あまりしたくないんだって。他人には」
橋龍「そうか」
弥生「あなた、あの子たちの親が御伊勢参りにいっているって前にいったわよね」
橋龍「ん、そうだっけ」
弥生「いったわよ」