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ショタコイ

第3章 さらば、かって愛した人よ。


彩は、由が学校に行く時間帯に授業を調整し、なるべく由と一緒に過ごそうとした。


由は、学校からまず彩の部屋に帰り、荷物を置いたあと、自宅に行く。


そして、深夜1時を回る頃に、ベランダから由が再び彩の部屋を訪れる。


「本当にバレてないの?」


そんな生活を始めて、3日が経った頃、彩は遅すぎる夕食をとる由に聞いた。


「あいつら、俺のことサンドバッグにしか思ってないから。」


由が、彩のお手製のチャーハンを飲み込みながら答える。


彩は、毎夜お腹を空かせた由のために、簡単で量のある食事を用意していた。


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