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ショタコイ

第3章 さらば、かって愛した人よ。



ただ耳に入ってきた会話から、彩はたくさんの情報を得た。

由を知れば知るほど、いとおしい気持ちが増す自分。


彩は、自分が狂って正常ではないことに、とうの昔に気づいている。


そして、由の境遇が異常なことも、会ったときから分かっていた。


彩は、料理をしながら、ひたすら大事なコトを記憶しようとした。


そして、料理を作り終えると、傷ついた傷心の由を夢うつつに待つのだった。


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