テキストサイズ

ショタコイ

第1章 追憶



「なんか、可愛くなったな!マジで!」


ケイタのチャラさに拍車がかかり、彩のガマンも限界に達しそうになる。


中学時代、よくも悪くも目立つことを嫌っていた彩。


授業中だけメガネをかけるというスタンスで、授業中に挙手をしたことはなかった。


女は誰だってメイクをすれば、可愛くなるでしょ。


彩は自分の風貌について、そんな風に卑屈に思っているが、オーラが地味なだけで、彩は一般的に整った顔立ちである。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ