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ショタコイ

第1章 追憶

「俺、マサキって言うんだ。よろしく!」


マサキに対して、なぜか彩は不快感を感じなかった。


先ほどケイタから解放してくれた感謝からか、むしろ彩は知らずのうちにマサキに惹かれるものを感じていた。


「すごいね、自己紹介してもちゃんと名前覚えてる人いないでしょ~」


この時、彩はほんの少しの本音を吐露した。


先ほどのケイタ同様、自分も、特に好感を持つまたは、狙っている人物以外の名前を覚えることは、まずない。


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