テキストサイズ

鳴宮くんは悪い子‼

第2章 屋上で。




なんだか、あの屋上であった人が気になる…
なんであんなに傷だらけだったんだろ…
地味で大人しそうなのに。

変なの。

あーもぅなんだか眠たいっ
昨日眠れなかったからなぁ…
ふぁ〜…


大きくあくびをして、私は瞼をゆっくり閉じる。


…次の授業サボっちゃお。

キュッと足の向きを変え、踏み出した途端。


どんっ

「うぉっ」
「わゎっ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ